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ロードセルとは、力を作用させる「LOAD」と、単位素子の「CELL」を組み合わせたもので、質量や、トルクを検出するセンサー機能を有した測定機器です。また、ロードセルは、荷重を電気信号に変換するため、荷重変換器と言われる場合もあります。これまで、ロードセルは、材料試験機、バッチャープラントなどの工業用計量器で用いられてきました。また、斜面安定として崖地におけるグラウンドアンカー工で導入したアンカー力を測定するための荷重計としても、多くの実績を誇っています。その一方で、これまでのような工業製品としてだけでなく、民間機器の品質管理用といった幅広い用途が期待できます。そして、ロードセルも技術革新が進み、コンパクト化や、高い精度測定、および微小な荷重への対応といった製品開発も進められてきています。このように、今後は、様々な場面において、ロードセル使用の機会が増加することが予想されます。

ロードセルには、大きく引張・圧縮両用形、引張形、圧縮形の3タイプに区分することができます。そのため、使用条件に応じて、選定する必要があります。引張・圧縮両用形は、外部機器へ組み込みやすい汎用性が高く、高荷重への対応も可能としたものが多くあります。また、センサー部の直径が2cm以下の小型ロードセルや、防水・防塵タイプのものまで様々です。グラウンドアンカーで用いるロードセルは、厳しい天候にさらされることになりますので、防水・防塵タイプのものとなります。なお、ロードセルは、正しい数値計測が可能にあるかどうかを事前に確認するキャリブレーションが不可欠となっています。キャリブレーションを行わないと、測定誤差などをそのまま数値評価してしまいますので、品質管理の面において、問題となります。このように、適正な操作により、正しい荷重計測が可能になります。